講演情報
[1Yin-B-17]QSTMF: 局所定常ポアソン過程と低ランク構造を仮定した生存時間解析に基づく打ち切り需要予測
〇林 秀樹1、池田 和司1 (1. 奈良先端科学技術大学院大学)
キーワード:
打ち切り需要推定、待ち行列理論、低ランク因子分解、シェアリングモビリティ、生存時間解析
バイクシェア等のシェアリングモビリティでは,再配置計画や容量設計のため潜在需要の予測が重要である.しかし観測される貸出カウントは在庫制約により打ち切られ,これに基づく推定は需要を系統的に過小評価する.本稿では貸出到着を局所的に定常なポアソン過程と仮定し,時間帯ごとに待機中車両が順番に貸し出される発生時刻を観測として用いる.イベント時刻の分布と未使用在庫に由来する右打ち切りを生存時間解析として扱い,尤度最大化により需要強度を推定する.さらに需要強度行列に低ランク構造を仮定し,在庫ゼロで観測のない駅・時間帯も補完する.シミュレーションにより既存手法より高精度に潜在需要を再構成できることを示す.
