講演情報
[1Yin-B-49]想起時脳波からの母音音声合成
〇森下 明日1、篠原 修二1、新田 恒雄2 (1. 東京電機大学、2. 豊橋技術科学大学)
キーワード:
脳波、母音、音声合成
本研究では、音声想起時に計測した脳波(EEG)信号を用いて、日本語5母音(/a/、 /i/、 /u/、 /e/、 /o/)の音声を生成することを目的としている。最初、単音節音声想起時に計測したEEG信号データに対してノイズ低減等の前処理、線形予測分析に基づく周波数分析を行い、結果のスペクトラムパターン上で目視により母音をラベリングする。続いて、母音スペクトラムパターン上でピーク(P1、 P2)を抽出すると共に、母音音声が持つフォルマント周波数(F1、F2)への写像を、多層ニューラルネットワークを用いて学習する。得られた声道共鳴周波数(F1、 F2)に対して、音源信号として男声(135Hz)、女声(320Hz)の音源パルスを採用して5母音の男女合成音を得る。母音合成音声は母音として知覚可能であると共に、合成音のスペクトラムから抽出した(F1、 F2)チャートは、自然音声の母音五角形と同様のパターンを示す。
