講演情報

[2F1-OS-20-02]非言語会話パターンに基づいて明示的・暗黙的に介入するリアルタイムオンライン会議支援システム

〇佐野 正太郎1,2、柳楽 浩平2、水本 武志2、白松 俊1 (1. 名古屋工業大学、2. ハイラブル株式会社)

キーワード:

ファシリテーション、オンライン会議、非言語会話パターン、介入

会議参加者の発言機会の公平性は,幅広い視点を検討した上で結論を出すために重要である.対面の多人数会議では,五感による個人の感覚をもとに座長等が発言量が少ない人に話を振ることで,発言機会の偏りを緩和することがある.しかしオンライン会議は,対面に比べて情報が制限されるため,個別の参加者の状況把握が難しく,発話量の偏りが発生しやすい.そこで,我々は非言語会話パターン分析結果を用いて,オンライン会議に暗黙的・明示的に介入するリアルタイム議論支援システムを提案する.具体的にはZoomを対象とし,システムが各ユーザの発話量や時系列データを仮想カメラに表示し続ける暗黙的介入と,発話量の過不足がしきい値を超えた場合に個別のテキストチャットでメッセージを送信する明示的介入を行う. 本研究では,アイデア出しの議論実験を行い,各介入手法の有無による主観評価の変化を比較した.その結果,暗黙的介入は主観評価を一貫して向上させた一方,明示的介入は改善傾向に留まり,介入タイミングや指示内容に設計課題が示唆された.

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