講演情報

[2F1-OS-20-06]進化的メンテナンス:医療用医薬品文書検査ルールのデータ駆動型自動保守フレームワーク組み合わせ爆発に立ち向かう:高速テスト駆動による検査ルール保守の実践

〇八角 潤一1、小泉 直子1、薮 紘明1、後藤 誠1、後藤田 達哉2、田中 和哉2,3 (1. 株式会社博報堂メディカル、2. scheme verge 株式会社、3. 政策研究大学院大学)

キーワード:

進化的メンテナンス、データ駆動診断、Data-Driven Diagnostics

我々の先行研究[1]では、決定論的ルールベースアーキテクチャを通じて医薬品文書検査の監査可能性を確立した。しかし、1文書あたり約36万件の照合空間から過検出の原因を特定することは、人間の努力だけでは管理不能であることが判明した。再現率向上のためのルール強化が、構造的に偽陽性(過検出)を増加させるためである。この保守ボトルネックに対処するため、我々は3つの構成要素からなる進化的メンテナンスフレームワークを提案する:(1)LLMに依存せず、過検出と見落としの原因を設定ミス・コードバグ・文書構造の3カテゴリに決定論的に分類する自動診断エンジン、(2)評価済みルールと未評価ルールを区別する複数評価者による正解ラベル付与システム、(3)検査実行と原因分析を統合する統一診断UIである。約320の検査ルールを含む内部実証文書での評価では、診断エンジンが過検出の99.1%をシステム修正可能と分類し、開発期間中に再現率は50.0%から85.4%に向上した。またラベリングシステムにより未評価ルールを除外した結果、適合率は27.7%(従来値)から93.2%(評価済みルール)へと精緻化された。

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン