講演情報
[2F4-OS-33-02]感情を内在制御変数とするゴールマネジメント伴走AI —メタ認知モデリングアプローチ—
〇森田 純哉1、返田 海太1、Kodikara Nilupul1、KARMOKER Joy1、Gunasekara Nethmee1 (1. 静岡大学)
キーワード:
認知アーキテクチャ、興味、メタ認知支援
従来のアフェクティブコンピューティングは感情状態の推定や感情喚起による外在的介入を中心に発展してきた.しかし,人間の知的活動において感情は注意配分や記憶検索方略,探索持続性,情報選択を調整する認知制御の内部状態として機能する。本研究は,感情を制御変数として扱い,目標達成過程に伴走しながらメタ認知的に介入する知的システムの設計枠組みを提案する。ユーザのWeb閲覧行動から関心度や負荷に対応する内在状態を推定し,それらが目標活性や記憶検索閾値を変調する機構を想定する。基礎実験として大学生のWeb調べ学習における閲覧行動を記録した結果,興味は学習過程で動的に変動し,その変動パターンに応じて探索深度や滞在時間など行動構造に差が生じた。これは学習中の興味把握と,興味に基づく目標選択・調整支援の重要性を示す。
