講演情報

[2F4-OS-33-03]非負値テンソル分解を用いた認知症患者のBPSD発症パターンの分析

〇山中 綾華1、笹川 真奈1、幸島 匡宏1、大沼 飛宇多2、栗原 功多2、瀬古 俊一1、南 泰浩2 (1. NTT人間情報研究所、2. 電気通信大学)
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キーワード:

認知症、BPSD、時間変化

認知症の行動・心理症状(BPSD)は幅広い症状が含まれており、認知症当事者の生活の質を低下させるとともに介護者の負担を大きくさせることが知られている。BPSDの発症パターンを把握できれば、先回りの対応やケア方針の検討につながり、介護者の負担軽減が期待できると考えられる。そこで本研究では、非負値テンソル分解を用いて症状x当事者x期間の3軸のテンソルで表現されるBPSDの発症頻度データを分析する。非負値テンソル分解の分解系にはTucker1型を採用することで, 期間に非依存なBPSD症状のクラスタを抽出し、かつ当事者の所属クラスタの時間変化が捉えられるパターンが抽出できるように設計した。ユーザ数34人の2年間の発症頻度データを分析した結果、5つのBPSDの発症パターンと、期間に依存せず固定したクラスタに属する当事者・期間とともに移行または揺らぐ当事者の両方の存在が確認された。