講演情報

[2H4-OS-2a-05]質問応答における不適・不足回答に対するマルチターン・チャットの設計

〇飯田 頌平1、林 友超1、川上 大心1、宍戸 里絵1 (1. 弥生株式会社)

キーワード:

自然言語処理、NLP、質問応答、マルチターン

本論文では質問応答タスクにおける出力回答中の不適・不足について分析し,それらを軽減するために対話履歴と追加質問を用いたマルチターンの質問応答を導入する.ここで不適とは参照回答に対して誤った情報や不必要な情報を指し,不足とは参照回答に対して欠落している情報を指す.従来のシングルターンの質問応答の枠組みでは,暗黙のコンテキストを前提として情報が不十分な質問がなされたときに,不適・不足となるLLM出力回答を得られる傾向が見られたものの,マルチターンの枠組みを導入することにより,LLM出力回答の不適・不足を軽減できることが明らかとなった.