講演情報
[2I1-OS-49-05]人工知能学会誌におけるAI安全性議論トピックモデリングとトレンド分析
〇高橋 史1 (1. 信州大学)
キーワード:
AI安全性、社会的・法的・倫理的課題、対話システム、推薦システム
日本国内におけるAI安全性議論の動向を明らかにすることを目的として、人工知能学会誌の2001~2025年の掲載論文を対象としたテキスト解析を行った。論文タイトルから単語・熟語の抽出、研究トピックの識別、各トピックの成長率の算出、そして、AI安全性/ELSI/アライメントに関する単語が属するトピックの同定を行った。解析の結果、AI安全性に関する単語をタイトルに含む論文は1302編中14編(1.08%)であり、AI安全性は萌芽的位置づけにあった。成長率上位5件のトピックは「knowledge graph, licensing examination」「dialogue system」「agent model, evacuation simulation」「sound symbolism, onomatopoeia」「recommender system」であり、そのうち、AI安全性に関する論文を含むものは「dialogue system」と「recommender system」の2つであった。AI安全性に関する議論および技術的研究が今後さらに求められる領域について一定の示唆を得た。
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