講演情報
[2I5-OS-7a-02]急性肝不全・肝障害の予後予測システムの開発:App
〇田中 利奈1、吉村 雷輝1、大浦 泰遥1、岩見 真吾1 (1. 名古屋大学)
キーワード:
機械学習、臨床データ
急性肝不全・肝障害は短期間で病態が悪化し、肝移植を含む高度な治療判断を要する疾患である。そのため、発症早期の段階で将来的に重症化する患者を正確に識別することが臨床上の重要課題となっている。これまでに我々は、多様な病因を含む急性肝障害患者の入院時データを用い、肝移植の要否を高精度に予測するAIモデルおよび、臨床現場での利用を想定した統計的根拠に基づくリスクスコアを開発した。
本研究では、当該AIモデルおよびリスクスコアの実臨床での活用を目的として、医師と連携した臨床支援アプリの設計・開発およびその性能評価を行った。肝臓専門医や救急・集中治療医の意見を取り入れ、診療フローに即した入力項目および表示形式を設計し、企業と共同でアプリケーションを開発した。さらに、過去に診療された急性肝障害症例を対象に、本アプリを後ろ向きに適用し、実運用に近い条件下で予測性能の検証を行った。本研究は、AI予後予測モデルを臨床現場へ橋渡しする実装研究として、今後の前向き検証や多施設展開に向けた基盤を提供するものである。
本研究では、当該AIモデルおよびリスクスコアの実臨床での活用を目的として、医師と連携した臨床支援アプリの設計・開発およびその性能評価を行った。肝臓専門医や救急・集中治療医の意見を取り入れ、診療フローに即した入力項目および表示形式を設計し、企業と共同でアプリケーションを開発した。さらに、過去に診療された急性肝障害症例を対象に、本アプリを後ろ向きに適用し、実運用に近い条件下で予測性能の検証を行った。本研究は、AI予後予測モデルを臨床現場へ橋渡しする実装研究として、今後の前向き検証や多施設展開に向けた基盤を提供するものである。
