講演情報

[2J5-OS-36a-06]挙動に再現性のある並列ASPソルバーの設計と実装

〇桂 献一郎1、鍋島 英知2 (1. 山梨大学大学院医工農学総合教育部工学専攻コンピュータ理工学コース、2. 山梨大学大学院総合研究部工学域 電気電子情報工学系)

キーワード:

解集合プログラミング、並列処理、再現性

解集合プログラミング(Answer Set Programming;ASP)は,強力かつ簡潔な宣言的モデリング言語と,高速なASPソルバーによる高い求解性能を兼ね備えた問題解決手法である.しかし既存の並列ASPソルバーは枝刈り情報を非同期で交換するため,実行ごとの挙動に再現性がなく,ASPソルバーを組み込んだシステムの運用が困難である.そこで本研究では,最新のASPソルバーclingoをベースに決定的並列SATソルバーの技術を適用し,待ち時間を抑制しつつ実行結果の再現性を保証する決定的並列ASPソルバーを提案する.評価実験では,提案手法が完全な再現性を有することを確認すると共に,既存の逐次および非決定的並列ソルバーとの性能比較を行う.