講演情報

[2Yin-A-42]LDAを用いた仕入れデータに基づく飲食店業態分類と地域特性の分析

〇丸山 颯太1、伊部 大樹2、至極 有輝2、田口 亮1 (1. 名古屋工業大学、2. 株式会社インフォマート)

キーワード:

潜在的ディリクレ配分法、トピックモデル、地域分析、仕入れデータ、飲食店業態分類

飲食店の業態情報は,需要予測やマーケティング戦略,地域分析などにおいて店舗特性を把握するための基本的な情報である.業態については,日本標準産業分類などの公的な産業分類はあるが,実務上は外食企業や予約サイトが独自に定義した業態マスタが広く用いられており,標準化はされていない.また,各店舗の業態は自己申告であることが多く,実態に即していない場合や時間と共に変化する場合がある.店舗特性を適切に把握し,高度な意思決定を行うためには,実態に即した業態ラベルを自動付与できることが望ましい.そこで本研究では,文書分類の手法であるLDAを用いて,飲食店と仕入れ先の間の取引データ(仕入れデータ)から,飲食店の業態を教師なしで分類する手法を提案する.実験では,名古屋市内の360店舗の2022年4月~2025年3月の仕入れデータを用いて業態分類を行った.実験の結果,従来の業態区分よりも,実際の業態特性やメニュー傾向を表した詳細な分類が得られた.また,得られたカテゴリ(LDAのトピック)の地理的な分布を確認したところ,カテゴリの出現傾向に地域差がみられた.