講演情報

[2Yin-B-34]データ分析AIエージェントの産業分野での実用化に向けた対話システム

〇小堀 浩子1、井須 久美子1、奥田 勝己1 (1. 三菱電機株式会社)

キーワード:

自律的データ分析、AIアシスタント、システム設計、対話システム

近年のAIエージェント技術の進化は著しく、データ分析タスクにおいても自律的かつ高精度に実施できるようになってきている。一方で意図通りの出力を得るには的確な指示を与える必要があり、指示作成においてユーザの知識やスキルが必要となる。産業分野におけるデータ分析の需要は高くAI活用による効率化が期待される一方、AIを使いこなしてデータ分析を行える人材は限られており、未習熟なユーザに対してデータ分析をアシストする技術が求められている。
本研究ではユーザとアシスタントAIが協力してデータ分析AIへの指示文を作成する対話システムを構築した。データ分析の目的や背景などのWhat型情報はユーザからヒアリングし、具体的な分析アルゴリズムなどのHow型情報はAIからユーザに提案・説明する相補的なワークフローにより、ユーザが未習熟の場合でも的確な指示文を作成可能とした。
製造・運用での実務利用を模擬したタスクによる実験を行った結果、対話システムで作成した指示文をもとにデータ分析AIが自律的なデータ分析を行い、ユーザの目的に応じた分析処理を完遂可能であることを示した。