講演情報
[3I2-OS-45b-03]統計処理演習における自己ペース学習とインタラクションの役割
〇安部 健太1,2、戸田 真志2 (1. 帝京大学、2. 熊本大学)
キーワード:
個別化教授システム、自己ペース学習、完全習得学習、統計教育、学習者インタラクション
本研究では,個別化教授システム(PSI)の中核要素を統計処理演習に取り入れた授業デザインを対象とし,授業方法に対する主観的評価と学業成績との関係を分析した.東京の2大学3クラスに所属する受講生111名を対象に,PSIの5要素(自己ペース学習,完全習得学習,講義,Web教材,個別支援)に対応する10項目の授業評価と成績データを収集し,相関分析および重回帰分析を行った.その結果,各PSI要素と成績との関連はいずれも小さく,重回帰モデルにおいては個別支援のみが成績と有意な負の関連を示した.一方,項目レベルでは,個別フィードバックとLMS上での質問対応との間に関連の方向の違いがみられた.自由記述の分析からは,個別フィードバックが誤答の修正や再学習を促す支援としてしばしば肯定的に記述されていた.
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