講演情報
[3Yin-A-04]LLM対話における四層外部構造化ゼロインフラストラクチャーによる対話制御アーキテクチャ
〇堀 展彰1 (1. 独立研究者)
キーワード:
大規模言語モデル、対話構造化、認知負荷、人間–AIインタラクション、対話制御アーキテクチャ
大規模言語モデル(LLM)との自由対話において、ユーザーはタスク内容だけでなく、情報提示の順序調整、曖昧性の解消、一貫性の維持といった対話構造そのものも同時に管理する必要がある。この二重課題は外的認知負荷を増大させ、手戻りや対話の不安定化、再現性の低下を招きやすい。本研究では、追加の計算資源やモデル再学習を必要としない、ゼロインフラストラクチャーによる対話制御アーキテクチャを提案する。本手法は、State、Filter、Guard、Evaluationから成る四層外部構造によって構造管理をモデル外へ移転し、生成能力を保持したまま対話制御を実現する。さらに、推論自律度と構造固定度の二軸設計空間を定義し、三つの構造プリセット(SD1、DX1、TD1)を導出した。探索的ユーザースタディ(N=5)の結果、手戻りの抑制、認知負荷の低減、期待一致度の向上、および構造安定性の改善傾向が示唆された。
