講演情報

[3Yin-A-20]MR医療面接試験の実現に向けた動作記録システムの開発とデータ収集実験

〇橋本 悠生1、田口 亮1、荒川 敏2、石原 慎2 (1. 名古屋工業大学、2. 藤田医科大学)

キーワード:

医療面接、複合現実、動作認識、Temporal Convolutional Network

医療面接とは医師が患者と対話し,必要な情報を得る医療行為である.医学部や歯学部の学生を対象とした客観的臨床能力試験(OSCE)では,医療面接試験における標準模擬患者の確保や採点者の負担が課題となっている.この問題を解決するため,我々の研究グループでは,CGの模擬患者アバターを用いたMR医療面接試験システムの開発を進めている.医療面接試験では言語情報だけでなく,患者に対する振る舞いも評価対象となるため,MR ヘッドセット装着者の頷きやジェスチャー,姿勢などを認識・評価する必要がある.そこで本研究では,医療面接の自動評価システムの実現を目指し,ヘッドセット装着者の頭部および手指の動作を記録するシステムを構築する.本稿では,記録システムの概要を示すとともに,取得した動作データから装着者の振る舞い(視線方向,メモ動作など)を分析する手法について報告する.また,医学部所属の医師4名を対象としたデータ収集実験の結果についても報告する.