講演情報

[3Yin-A-25]カメラ視点とBird’s Eye Viewを用いた車両追跡と交差点交通流計測

〇隅山 慎1、新庄 康太1、吉澤 真太郎1、新谷 和宏1 (1. トヨタ自動車株式会社)

キーワード:

物体検出、物体追跡、交通分析

近年の画像認識技術の発展に伴い,交差点交通流推定などの応用において Multiple Object Tracking(MOT)の重要性が高まっている.しかし,遮蔽が発生すると,同一対象に異なる ID が割り当てられる ID スイッチが発生する.追跡精度を改善するために外観特徴を利用すると,処理速度が大幅に低下することが多い.また,交通流推定では道路形状を手動で設定する必要がある場合が一般的であり,大規模環境への展開が困難となる.
本研究では,カメラ視点と Bird’s Eye View(BEV)の位置情報を活用し,遮蔽に頑健でリアルタイムに動作する MOT 手法を提案する.また,BEV 空間における車両軌跡から道路形状を自動抽出し,人手を介さずに交差点交通流を推定するシステムを構築する.複数の交差点映像を用いた実験により,提案手法は高い追跡精度と高速な処理速度を実現し,手動設定なしで高精度な交通流推定が可能であることを示唆した.