講演情報

[4H4-OS-4b-06]人事領域を対象とした人間-AI協調意思決定タスクにおける外部非難を媒介する要因の構造方程式モデリングによる分析説明責任設計と情報提示が第三者評価に与える影響

〇三宅 圭音1,2、山田 誠二3 (1. 総合研究大学院大学、2. 国立情報学研究所、3. 神奈川大学)

キーワード:

人工知能、AI非難、SEM

本研究は,人事領域における人間とAIの協調意思決定タスクにおいて,第三者である観測者が下す外部非難の形成過程を明らかにすることを目的とする.近年,採用などの人事意思決定においてAIが意思決定支援として導入されているが,その結果に対する責任の所在や非難の向け先については十分に検討されていない. 本研究では,採用場面を想定した実験課題を用い,人間意思決定者とAIが協調して意思決定を行う状況を観測者に提示した.人間意思決定者とAIは候補者評価に基づく採用または不採用の推薦を行う主体として設定した. 実験では,意思決定者のConfidence表示の有無,説明責任の所在,説明可能なAIの有無を独立変数として操作した.観測者は提示された意思決定プロセスを観察した後,外部非難および関連する心理的評価について回答した. 収集したデータに対して構造方程式モデリングを用い,外部非難に影響を及ぼす要因間の関係性および媒介構造を分析する枠組みを構築した.本研究は,人事領域における人間とAIの協調意思決定において,説明責任や情報提示の設計が第三者評価に与える影響を検討するための基盤を提供することを目的とする.