講演情報

[4N1-GS-10c-01]生命保険業界における機械学習を用いた顧客行動予測モデルの構築

〇中西 賢吾1、松本 崇志1 (1. 明治安田生命保険相互会社)

キーワード:

機械学習、マルチラベル分類、生命保険、顧客行動

顧客の購買行動を把握し,将来的に自社製品やサービスの利用がどの程度見込めるかを予測することは,企業にとって重要な課題である.特に,既存顧客の維持・拡大は新規顧客獲得よりもコストがかからないため,顧客離脱抑制や既存顧客の価値最大化のために多くの研究が実施されている.
生命保険業界においても,既存顧客の保険契約の増額・特約付加・脱退といった顧客行動を高精度に予測することは,営業活動の効率化や顧客維持,収益向上につながる重要なテーマである.しかし従来では,担当者による経験や勘に基づいて営業活動を行なっているため,担当者毎に意思決定にばらつきがあるという問題があった.
そこで本研究では,効果的な営業活動の実現を目的に,顧客行動を予測する機械学習モデルを構築した.具体的には,既加入者の属性情報や契約情報を使用し,増額・特約付加・脱退といった顧客行動を予測するモデルを,マルチラベル分類など複数の手法で比較・評価した.
その結果,従来手法と比較して任意の顧客行動を高い精度で予測が可能であることを確認できた.

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