講演情報

[4N5-GS-10g-01]マルチモーダル大規模言語モデルを用いた地震被害写真に基づく震度推定の可能性検証

〇久保 久彦1、汐満 将史2 (1. 防災科学技術研究所、2. 山形大学)

キーワード:

地震被害写真、マルチモーダルLLM、震度

本研究では,マルチモーダルLarge Language Modeを用いて被害写真から震度階級を推定することがどの程度までできるかを調べた.写真1枚の場合,LLMは概ね被害状況を正しく認識し,それに基づく推定も妥当なものであった.推定された震度階級はその約半数が観測値の±1階級以内に収まった一方で,一枚の写真1枚がとらえることができる被害が全体の一部に限られるなどの要因により,全体として過小評価の傾向も見られた.近傍地点で撮影された複数枚の写真を用いることで,過小評価が改善されたケースが確認できたものの,震度7の判定には課題が残る結果となった.

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