講演情報

[4N5-GS-10g-04]AI 便乗サービスの定時定路線との乗り継ぎ導入による効果分析

〇鎌田 行皓1、坂地 泰紀1、野田 五十樹1 (1. 北海道大学)

キーワード:

エージェントシミュレーション、AIオンデマンド交通、社会シミュレーション

AI便乗サービスと定時定路線交通との乗り継ぎを考慮した配車手法を提案し、マルチエージェントシミュレーションを用いてその有効性を検証する。公共交通に置いて、定時定路線交通のみでは路線から離れた利用者の移動負担が大きく、一方、AI便乗サービスなど次世代の公共交通のみでは運行エリアが広い場合に旅行時間が長くなりやすいという問題がある。提案手法「D-CORES」は、コスト関数に基づき、直行や乗り継ぎを含む4つの移動形態から動的に最適な経路を選択する 。実験の結果、主に長距離移動の割合が大きい条件下やデマンド発生頻度が低い条件下において、乗り継ぎ配車の導入により単位距離あたりの平均旅行時間が短縮されることが確認された。一方、短距離移動では旅行時間が増加する傾向も確認され、乗り継ぎ配車の効果は需要の特性に依存することが示された。これらの結果は、AI便乗サービスと公共交通機関の連携における適切な運用条件の設計に貢献するものである。

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