講演情報
[4Yin-B-20]多主体相互作用シミュレーションにおけるモジュール型代理モデルを用いた空間配置最適化の検討
〇長谷川 悠紀1 (1. 三菱電機)
キーワード:
多主体相互作用シミュレーション、代理モデル最適化、空間構造表現(価値マップ)
多主体相互作用シミュレーションに基づく空間配置最適化では、評価計算の高コストが多目的進化的最適化の実用性を制約する。この課題に対し代理モデルの活用が進められているが、入力から評価指標を直接回帰するブラックボックス型代理モデルは、回帰精度が高くても最適化時の探索挙動が不安定になる場合がある。本研究では、地形などの空間構造がユニット間相互作用に大きな影響を与える点に着目し、地形から価値マップを抽出するモジュールと、価値マップと配置情報から評価指標を予測するモジュールから構成される価値マップ型代理モデルを提案する。オープンソースの多主体相互作用シミュレーターを用いた実験により、予測性能指標、最適化後の再評価結果、および中間表現の可視化を通じて、代理モデル構造が探索挙動や最適化性能に与える影響を分析した。その結果、空間構造を中間表現として明示的に分離する設計が、最適化結果の分布や安定性に影響を及ぼすことが示唆された
