講演情報

[4Yin-B-47]考え方の原則に基づくタスク特化型大規模推論モデルの構築システム設計書レビューを題材とした初期検討

〇是枝 祐太1、永塚 光一1、西川 和寿1、森 靖英1、大井田 駿1、福井 大輔1 (1. 株式会社日立製作所)

キーワード:

システム開発、自然言語処理、大規模言語モデル

本研究では,マイクロドメインにおけるタスク特化型大規模推論モデルを,データ効率よく構築する手法を提案する.提案手法は,少数の事例から基本的な考え方(プリンシプル)を抽出し,それを教師付き学習のためのデータ作成に活用する.研究対象として,システム設計書に対するチェックリストベースレビューを対象に,与えられた設計書が各チェック項目に合格/不合格しているかの二値分類およびその理由を生成するタスクを設定した.Qwen3-8Bをベースモデルとしてタスク特化型LRMを構築したところ,通常の教師付き学習では正確度の向上が見られなかったが,提案手法によりQwen3-8Bモデルの正確度が0.750から0.767へと向上し,提案手法の有効性が示唆された.