講演情報

[5K2-OS-38a-01]デジタルツインを用いた異常検知・原因推定システム

〇折原 眞児1、廣島 康太1、那脇 洋平1、野本 憲太郎1、鶴岡 和之1 (1. ウシオ電機株式会社)

キーワード:

異常検知、原因推定、デジタルツイン

近年、デジタルツインを用いた異常検知に関する検討は数多く報告されている。一方で、原因推定まで踏み込んだ取り組みは限定的である。また高忠実度なデジタルツインの構築コストは実装上の障壁となり得る。本研究では、モデル化誤差の存在を前提としつつ、運用段階で蓄積されるデータに応じて容易に更新可能な異常原因推定システムを提案する。推定器へは検査動作で得られた時系列データを物理モデルにフィッティングして得られる少数の物理パラメータを特徴量とし、モデルと実測の差分から算出したRMSEをモデル化誤差の指標として併用する。診断アルゴリズムは、利用可能なデータ量や要求に応じて複数のモデル候補を柔軟に差し替え可能なモジュールとして設計する。本報告では、装置がない設計段階から稼働データの蓄積に応じてモデルを更新していく枠組みと、仮想異常および少数の実測データを用いた初期評価について述べる。