講演情報
[5K2-OS-38a-06]物理現象に着目した特徴量設計によるベルト・プーリ機構の劣化検知技術開発
〇篠塚 遼太郎1、脇本 浩司1、栗山 俊通1、山縣 開1 (1. 三菱電機株式会社)
キーワード:
異常診断、ベルト・プーリ、特徴量設計
近年のデータ駆動型異常検知手法では、機種差や設置条件の違いにより検知性能がばらつきやすく、また異常要因の解釈が困難であるという課題がある。本研究ではこれらの課題に対し、診断結果の説明性と物理的妥当性を重視した劣化診断手法の構築を検討した。
本報告では、送風機等に用いられるベルト・プーリ機構を対象とし、代表的な劣化モードである緩みおよび摩耗に着目した。ベルト緩みや摩耗の劣化進行に伴う挙動を表す特徴量として、振動RMSの変化およびベルト回転周波数のシフトを抽出し、マハラノビス距離に基づいて劣化を診断するアルゴリズムを構築した。従来のベルト回転成分振幅を用いた手法と比較し、本手法は条件差に対して安定した診断が可能であることを確認した。本手法は、劣化進行に伴う物理現象を直接特徴量化することで、診断結果の解釈性および汎用性の向上に寄与することが期待される。
本報告では、送風機等に用いられるベルト・プーリ機構を対象とし、代表的な劣化モードである緩みおよび摩耗に着目した。ベルト緩みや摩耗の劣化進行に伴う挙動を表す特徴量として、振動RMSの変化およびベルト回転周波数のシフトを抽出し、マハラノビス距離に基づいて劣化を診断するアルゴリズムを構築した。従来のベルト回転成分振幅を用いた手法と比較し、本手法は条件差に対して安定した診断が可能であることを確認した。本手法は、劣化進行に伴う物理現象を直接特徴量化することで、診断結果の解釈性および汎用性の向上に寄与することが期待される。
