講演情報
[16a-A31-2]カーボンナノチューブの負性容量
〇平岡 圭太1、谷岡 優樹1、松尾 海飛1、白石 真弥1、孫 勇1 (1.九工大工)
キーワード:
負性容量、カーボンナノチューブ
本研究では負性容量現象に注目し、多層カーボンナノチューブの電気的特性の調査および負性容量の発生原理の探求を目的として実験を行った。結果、真空中、低周波数領域において負性容量が観測され、電極間距離、交流振幅、直流バイアスに依存した。さらに低周波数領域において時定数が大きくなっており、持続時間の長いトンネル電流が発生していることがわかった。トンネル電流が負性容量発生に関わっていると考えられる。
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