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[16a-A33-8]密度行列と最大混合状態の類似度による量子リザバー回路の性能判定法

〇大羽 秀明1、境 隆二1、上松 和樹1、中川 英之1、武口 智行1、飯山 悠太郎2、永野 廉人2、澤田 龍2、田中 純一2、寺師 弘二2 (1.東芝 研究開発センター、2.東京大学 素粒子物理国際研究センター)
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キーワード:

量子リザバー計算

量子リザバーは回路に学習パラメータを含まないため、実機ノイズの影響を受け難く、NISQ向けアルゴリズムとして注目されている。しかし、量子リザバー回路の候補は無数にあるため、好適な回路の判定が望まれる。本発表では、出力が最大混合状態になるリザバー回路の性能が顕著に悪いことを利用し、両者の類似度から回路の良し悪しを判定する手法を提案する。密度行列の求め方やタスクによる判定への影響について議論する。

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