講演情報

[16p-A31-14]カーボンナノチューブのドープ状態における錯体化学と高耐熱化技術

〇河崎 佳保1、小柴 康子1,2、衛 慶碩3,4、赤池 幸紀3、舟橋 正浩1,2、石田 謙司1,2,5、堀家 匠平1,2,3,6 (1.神戸大院工、2.神戸大先端膜工学セ、3.産総研ナノ材、4.筑波大院理、5.九大院工、6.神戸大環境セ)

キーワード:

カーボンナノチューブ、錯体化学、ドーピング

p型カーボンナノチューブ(CNT)を「ホール導入されたCNTとカウンターアニオンからなる錯体」と捉え、その安定性因子の解明と安定化技術の開発を目指した。p型ドーピングしたCNTにおける電気特性の高温下保持特性と量子化学計算で算出した吸着アニオンの化学硬度を比較することで、ドープ状態の安定性を錯体化学的に理解できることを示した。また、吸着アニオン交換によりドープ状態の高耐熱化に成功した。

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