講演情報

[16p-C43-12]静電気発光材料を用いた静電気除電経路の可視化

〇寺崎 正1、坂田 義太朗1、山浦 大地1、菊永 和也1 (1.産総研 センシング)
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キーワード:

静電気発光、除電設計、可視化

我々はSrAl2O4:Eu2+、の一部が空気中のイオンや帯電粒子などの微弱な電気に反応して発光する静電気発光(static electricity induced luminescence: SEL)材料として利用できることを世界で初めて見いだした。一方で、除電対策用の、導電線が印刷されたフィルムに、上述材料を混ぜた塗膜をスプレーしてSELセンサを形成させたのちに、静電気発生ガンからコロナ放電を照射すると、導電線印刷部分が選択的に静電気発光することが明らかになった。本講演では、除電経路の静電気発光パターンによる可視化について、静電気発光に寄与する因子の考察を交えて紹介する。

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