講演情報
[16p-P05-10]ペンタセン薄膜の低温成長における核密度と異方的な核成長の解析
〇(M2)井櫻 泰雅1、松原 亮介1、久保野 敦史1 (1.静岡大院総科)
キーワード:
有機半導体、薄膜形成初期過程、原子間力顕微鏡(AFM)
ペンタセンは、有機半導体薄膜成長研究におけるモデル分子だが、分子が平行に配向する場合の薄膜形成初期過程に関する研究は限定的である。本研究では、基板温度を-20℃以下に設定し、蒸着レートを一定に保ち、成膜時間を変化させることで、ペンタセンサブモノレイヤーを成膜した。原子間力顕微鏡(AFM)を用いて、アイランド形状と核密度の解析を行うことで、ペンタセン薄膜の低温成長における核形成と核成長に関する知見を深めた。
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