講演情報

[16p-P05-12]真空蒸着法による色素分子薄膜の吸収スペクトルシフトと凝集状態の関係

〇竹内 直矢1、松原 亮介1、久保野 敦史1 (1.静岡大院総科)

キーワード:

真空蒸着

本研究では、色素分子の一種であるスクアリリウム分子を乾式法である真空蒸着法により成膜し、得られた薄膜の吸収スペクトルと分子凝集状態の関係に着目した。 スペクトルのピーク分離を行った結果、670 nmにH凝集体、710 nmにπ-π*遷移による吸収が確認された。また、670nmのピーク面積/最大吸光度のピーク面積の値から、蒸着膜においてH凝集体の割合が増加していることが確認された。

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