講演情報
[16p-P07-39]酸素含有ガス流通下で動作可能なMn錯体によるCO2還元反応
-資源量豊富な元素で構成される高効率人工光合成システムの実現-
〇西 哲平1、坂本 直柔1、関澤 佳太1、森川 健志1、佐藤 俊介1 (1.豊田中研)
キーワード:
人工光合成、CO2還元
太陽光エネルギーを用いてCO2を有用な物質に変換する人工光合成の研究が盛んに行われている。本研究では安価なシステムを目指し、Mn錯体CO2還元触媒、Fe-Ni系水の酸化触媒、Si太陽電池と1室型のリアクターを用いたシステムを構築し、太陽光変換効率10.4%でCOを生成した。この効率を実現するのに必要な電流密度4 mA/cm2において、15%O2含有ガス流通下でも、CO2を選択的に還元してCOを生成することを示す。
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