講演情報
[17a-A33-3]リードアウト層を集積化した全光リザバー計算回路によるリアルタイム予測演算の実証
〇(M2)高林 奎吾1、丸山 武男1、新山 友暁1、砂田 哲1 (1.金沢大学)
キーワード:
光コンピューティング、リザバーコンピューティング、オンライン学習
本研究の目的は,入力から出力まで全てシリコン光回路上で情報処理可能な全光リザバー計算回路の実現であり,これにより低消費電力かつ高速な推論を可能にすることである.本リザバー計算回路では,位相シフター等を用いてリードアウト重みを調整するが,既存の学習アルゴリズムを適用するには各位相シフト量を事前に測定しておく必要があるため,多くの測定・校正が必要となる。本研究では,光回路に関する事前知識や多くの測定を必要とすることなくリードアウト重みを調整可能な学習アルゴリズムとして進化戦略と同時摂動確率近似(SPSA)を適用し,カオス時系列のリアルタイム予測が可能となることを示す.
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