講演情報
[17a-C31-5]超伝導候補新規物質Sr3Ni2O5Cl2の高圧合成と物性評価
〇(D)山根 和樹1,2、足立 伸太郎3、松本 凌1、寺嶋 健成1、櫻井 裕也1、高野 義彦1,2 (1.物材機構、2.筑波大、3.KUAS)
キーワード:
超伝導
La3Ni2O7は20 GPa程度の圧力で正方晶構造へ相転移しTc = 80 Kの超伝導を示す。本研究では、常圧で正方晶構造となることが理論予測されているSr3Ni2O5Cl2の合成と物性評価を行った。高圧合成法により新規物質で目的相のSr3Ni2O5Cl2を合成できた。合成試料の高圧力下電気抵抗測定を行ったところ100 GPaまで絶縁体で超伝導を示さなかった。今後はキャリアドープの可能性について探る。
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