講演情報
[17a-D62-1]コンプトンカメラを用いた 177Lu オキソドトレオチドに含まれる 177mLu の同定
〇溝口 孝大1、渡辺 宝1、加納 大輔2、榎本 良治1、片桐 秀明3、加賀谷 美佳4、塚本 ひかり1、福本 仁也1、村石 浩1 (1.北里大院医、2.国がん東病院、3.茨城大、4.仙台高専)
キーワード:
コンプトンカメラ、ガンマ線、Lu-177m
ルテチウムオキソドトレオチド( 177Lu)による RI 内用療法時に生じる放射性廃棄物の放射能 が, クリアランスレベル以下にならない問題が生じている. その要因として半減期160日の 177mLu(300~400 keV 付近のγ線を放出)が考えられている. 我々γI グループが開発した 3.5 cm 角 CsI(Tl)オクタヘドロン型コンプトンカメラによる測定を遂行し, 177Lu からは放出さ れない 378, 419 keV の再構成画像が薬剤方向と一致した. 本結果より, 放射性廃棄物にも 同様に 177mLu の存在が示唆される.
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