講演情報

[17p-A24-2]カーボンナノチューブー高分子複合熱電材料のπ型モジュール化に関する研究

〇末森 浩司1 (1.産総研)
PDFダウンロードPDFダウンロード

キーワード:

熱電変換、厚膜、空冷

高分子/CNT複合材料をウェアラブル熱電変換素子に用いる場合、ヒートシンクが取り付けられないことから、自然対流下で発電させることとなる。自然対流下でも熱電材料に充分な温度差を付加するためには、膜厚の厚い熱電変換増が必要となる。本研究では、ウェアラブル熱電素子として一般的な使用環境である空冷環境下では、垂直方向の熱伝導率を低下させることで大幅な発電量の向上が見込めることを計算により明らかとした。また、実際に垂直方向に低熱伝導性を有するπ型フレキシブル熱電変換素子を作製したので報告する。

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン