講演情報

[17p-A34-6]陽子線照射に対するフォトニック帯電センサの応答特性

〇高濱 渉1、鈴木 耕拓2、大塚 亘晟1、石原 歩1、高橋 和1 (1.大阪公大院工、2.若狭湾エネルギー研究センター)
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キーワード:

宇宙、フォトニック結晶、陽子線

我々は,フォトニック結晶を用いた空間電荷検知技術を研究してきた.フォトニック結晶導波路チップを組み込んだファイバモジュールを開発し,大気雰囲気・室温において空間電荷検知を実証してきた.このフォトニック帯電センサは小型化が可能で,光技術のみを検知領域で利用するため,放射線や静電気放電に強いと考えられる.これらの優位性から,このセンサを宇宙機に搭載し,宇宙空間の荷電粒子検知に利用することを目指している.これまでに,真空下での空間電荷検知に成功しているが,センサの信頼性向上やデータの校正,設計の最適化には,宇宙放射線に対する応答特性を調べる必要がある.今回,陽子線照射によるセンサモジュールへの影響や耐性を調査したので報告する.

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