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[17p-B4-8]STM誘起発光を用いたキラルPTCDI分子の光学活性評価

〇(M2)春名 泰成1、服部 卓磨1、松羅 翔大2、齋藤 彰1、大須賀 秀次2、桑原 裕司1 (1.阪大院工、2.和歌山大システム工)
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キーワード:

走査型トンネル顕微鏡、発光、キラリティー

生体のキラル認識機構の詳細を解明するためには、ナノスケールでの物性評価が不可欠である。我々は、これまで走査トンネル顕微鏡(STM)によるトンネル電流誘起発光(STM-LE)によって、ナノスケールでの光学活性測定を行ってきた。しかしながら、探針先端の形状に起因するプラズモン発光の光学非対称性の影響を十分に排除できていないことが課題となっている。そこで本研究では、アキラルな分子を用いてSTM-LE測定を行い、キラル分子からのSTM発光の光学非対称性を再評価した。

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