講演情報

[17p-B6-11]メシチレン含有多重共鳴型TADF材料と高効率・挟半値幅水色有機EL

〇寒河江 友紀1、年眞 遥生1、熊田 健吾1、𠮷田 波音1、蒋 德豪1、佐藤 大斗1、城戸 淳二1,2,3、笹部 久宏1,2,3 (1.山形大院有機、2.山形大有機エレ研セ、3.山形大有機材料セ)
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キーワード:

有機EL、多重共鳴型熱活性化遅延蛍光材料、多重共鳴効果

電子−光変換効率を理論上100%まで向上させる技術として、熱活性化遅延蛍光材料が注目されているが、半値全幅が100 nm程度と色純度が低い課題がある。改善する方法として、MR-TADF材料は原子上に軌道を分布させることで40 nm以下のFWHMと高い発光量子収率を示す。しかし、高い平面性に起因する凝集起因消光が課題となっている。本研究では、既存のCzBNの分子外縁部に立体的に嵩高いメシチレン基を導入したMesCzBN を設計・合成しACQの抑制を試みた。

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