講演情報

[18a-C302-4]コヒーレントイジングマシンの最近の進展

〇武居 弘樹1、稲垣 卓弘1、稲葉 謙介1、生田 拓也1、山田 康博1、米津 佑哉1、本庄 利守1 (1.NTT物性研)
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キーワード:

コヒーレントイジングマシン、光パラメトリック発振器、組合せ最適化

ムーアの法則の飽和が明らかになりつつある現在、物理システムを用いてより効率のよい計算 を実現する試みが活発化している。コヒーレントイジングマシン (coherent Ising machine: CIM) はそのような計算機の一つであり、光パラメトリック発振器 (OPO) をスピンとして見立て、OPO 間の光学的結合によりスピン間相互作用を模擬することで、イジングモデルの低エネルギー状態 を探索する物理システムである 。本発表では、CIM の原理について述べたあと、大規模 化への取り組み、Potts モデルへの拡張、2 次元イジングモデルの相転移の模擬、組合せ 最適化への応用など CIM 研究の最近の進展について報告する。

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