講演情報
[18a-P05-15]P(VDF-TrFE)/CNT積層型赤外線センサによる動的/静的熱源の同時検出
〇大山 百代1、小柴 康子1,2、衛 慶碩3,4、舟橋 正浩1,2、石田 謙司1,2,5、堀家 匠平1,2,3,6 (1.神戸大院工、2.神戸大先端膜工学セ、3.産総研ナノ材、4.筑波大院理、5.九大院工、6.神戸大環境セ)
キーワード:
赤外線センサ、有機強誘電体、カーボンナノチューブ
人感・ガス検知分野で重要な焦電型赤外線センサは、温度変化を電気に変換する焦電効果を応用している。そのため、動きのある熱源の検出に適しているが、静止している熱源の検知は困難である。対して熱電型センサは、温度差から電圧が発生するゼーベック効果にて赤外線を検出可能であり、温度差が維持される限り電圧が発生し続ける。したがって、両効果を統合したP(VDF-TrFE)/SWCNT積層系を構築することで、動的・静的熱源の同時検出を目指した。
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