講演情報
[18p-A25-9]潤滑油中S45Cへの短パルスレーザー照射による表面炭化
〇(M2)中村 友哉1、山中 正人1、田中 良樹1、吉田 直樹2、劉 暁旭1、樋口 和夫1、前川 覚1、糸魚川 文広1、小野 晋吾1 (1.名工大、2.株式会社ニデック)
キーワード:
レーザープロセシング、浸炭、耐摩耗性
鉄鋼材料は軸受けやシャフトといった様々な摺動部品に用いられている。各部品の寿命を延ばすために耐摩耗性の向上が望まれている。そのため,表面炭素量の増加を目的とした浸炭が行われている。本研究では炭化水素系合成潤滑油中で高ピークパワーの短パルスレーザー照射することにより,S45C表面の照射位置のみを局所的な高温状態にする。この高温状態での反応によって浸炭層を作製し,耐摩耗性に優れた表面の形成を行った。
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