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[18p-A32-3]溶鉄のレーザー誘起ブレークダウン分光法(LIBS)におけるレーザー・アーク重畳による増強率の測定

〇宗岡 均1、伊藤 剛仁1、寺嶋 和夫1 (1.東大院新領域)
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キーワード:

レーザーアブレーション、製鋼、アーク重畳LIBS

鉄鋼業界のCO2削減に向けて電炉プロセスの制御性向上が急務であり、LIBSによるリアルタイム元素組成把握に基づく操業制御への期待が高まっている。本研究では、電炉アークをLIBSに重畳させた新たな分析手法の確立を目指し、アーク重畳による増感効果の時空間的な変化を精査した結果、増強率が1を超える条件が存在し、測定位置やタイミングの最適化により、増強率のさらなる向上が期待できることが示された。

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