講演情報
[18p-C301-10]固相結晶成長法により育成したMnドープPb(Mg1/3Nb2/3)O3-Pb(Zr,Ti)O3単結晶の交流ポーリングと圧電特性
〇真岩 宏司1、山形 湧志1、向 宇1、陳 希1、山下 洋八1,2、Lee Ho-Yong3 (1.湘南工大工、2.ノースカロライナ州立大、3.セラコンポ)
キーワード:
圧電単結晶、交流分極、固相結晶成長
交流ポーリングサイクル(ACP)数60000までの単結晶は、圧電歪みと電荷定数d33=1130pC/N, g33=44.6×10-3Vm/N, 性能指数(FOM)=d33×g33=50.6pm2/Nを示し、低音響インピーダンスZ33=30MRaylsを示した。
固体結晶成長(SSCG)により成長したPb(Mg1/3Nb2/3)O3-0.3Pb(Zr.Ti)O3(PMN-0.3PZT)SCは低損失=0.3%を示し、250℃の熱処理後も圧電応答(d33> 500pC/N)が維持された。 また、ACP SCはDCP SCに比べて相変化温度Trtが13℃上昇した。このようにACP SSCG SCは、優れた熱安定性、水に対するZ33マッチング、高いg33による高い受信効率を持ち、超音波デバイスに新たな知見を与えるものである。
固体結晶成長(SSCG)により成長したPb(Mg1/3Nb2/3)O3-0.3Pb(Zr.Ti)O3(PMN-0.3PZT)SCは低損失=0.3%を示し、250℃の熱処理後も圧電応答(d33> 500pC/N)が維持された。 また、ACP SCはDCP SCに比べて相変化温度Trtが13℃上昇した。このようにACP SSCG SCは、優れた熱安定性、水に対するZ33マッチング、高いg33による高い受信効率を持ち、超音波デバイスに新たな知見を与えるものである。
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン