講演情報
[18p-C301-9]ナノ粒子の反応焼結によるBiFeO3–(Bi1/2K1/2)TiO3系非鉛圧電セラミックスの作製
〇橋本 朋樹1、藤原 忍1、萩原 学1 (1.慶大理工)
キーワード:
圧電セラミックス、反応焼結、ナノ粒子
環境や人体に有害なPbを含む従来の圧電セラミックス材料の代替として,BiFeO3–(Bi1/2K1/2)TiO3(BF–BKT)系固溶体が研究されている.しかし通常の固相反応プロセスでは焼成時にBiが揮発し,圧電特性が劣化してしまう.そこで我々は,BFおよびBKTナノ粒子の反応焼結によるセラミックスの作製に取り組んできた.硝酸塩を出発原料とするゾル-ゲル法BFナノ粒子を合成し,固相法BKTナノ粒子と反応焼結させた.その結果,920 °C焼成で相対密度が99%に達した.
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