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[18p-C32-2]水中X線吸収分光法による脂質二重膜のイオン配位構造解析

〇金城 ゆう1、長坂 将成2、奥脇 弘次3、望月 裕志3、手老 龍吾1 (1.豊橋技科大、2.分子研、3.立教大)
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キーワード:

脂質二重膜、リン脂質、X線吸収分光法

水中でのX線吸収分光法(XAS)を用いて脂質二重膜中の脂質分子の電子状態を測定し,脂質分子へのイオン配位構造を明らかにすることを目的とした.水溶液中のNa+,K+濃度を変えてDOPC二重膜のXAS計測を行い,リン酸基由来成分の塩濃度依存性が観察できた.第一原理的手法によって得られた内殻励起スペクトルで塩濃度依存性を検証し,水中の脂質分子へのイオン配位を水中XAS計測によって評価できることを示した.

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