講演情報
[18p-D61-19]遷移金属ダイカルコゲナイド層間における異種磁性原子の磁性相互作用Ⅱ
〇備前 匠光1、大根 誓哉1、中村 太一1、小矢野 幹夫1 (1.北陸先端大)
キーワード:
遷移金属ダイカルコゲナイド、インターカレーション、異常ホール効果
遷移金属ダイカルコゲナイド(Transition Metal Dichalcogenides; TMD)のひとつである TiS2 層間に単一ゲストを挿入した磁性層間化合物 MxTiS2の磁性や伝導物性について多くの研究が行われている. 特に FexTiS2 は強磁性やスピングラスを示し,大きな異常ホール効果を示すことが報告さ れている. 本研究では, TiS2 層間を“磁気的相互作用の場” ととらえ異種磁性原子(Fe と Co またはMn)を co-intercalation することで, Fe の異常ホール効果が Co または Mn への置換によってどのような変化を示すか調査することを目的とする.
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン