講演情報
[18p-D61-2]Fe3Si/FeSi2超格子の温度と磁場による磁気構造変化
〇花島 隆泰1、鈴木 淳市1、加倉井 和久2,3,1、宮田 登1、堺 研一郎4、出口 博之5、原 嘉昭6、竹市 悟志7、吉武 剛8 (1.CROSS、2.東北大、3.理研、4.久留米高専、5.九工大、6.茨城高専、7.佐世保高専、8.九州大学)
キーワード:
偏極中性子反射率、磁気構造、ドメイン
半導体スペーサーと磁性層からなる人工格子は、その電子状態によって磁気構造が変化することが期待される。非磁性で半導体のFeSi2スペーサー層と磁性層のFe3Siからなる[Fe3Si/FeSi2]20超格子の面内磁気構造の温度と磁場依存性を磁化測定と偏極中性子反射率測定を用いて調べた。5mTのとき、4Kから298Kまでほぼコリニアな反強磁性(AF)構造が観測された。1Tのとき、磁場に沿った強磁性成分と横方向のAF成分を示すノンコリニアAF構造が低温で観測された。
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