講演情報

[18p-D62-9]JAEA-AMS-TONOにおける加速器質量分析装置に関する研究開発; 2024年秋

〇藤田 奈津子1、神野 智史1、南谷 史菜1、三宅 正恭1、松原 章浩2、前田 祐輔1、木田 福香1、小川 由美1、西尾 智博2、大前 昭臣3、宇野 定則3、渡邊 隆広1、木村 健二1、島田 耕史1 (1.原子力機構、2.ペスコ、3.ビームオペレーション)

キーワード:

加速器施設報告

日本原子力研究開発機構東濃地科学センター土岐地球年代学研究所には加速器質量分析装置(AMS) が3 台あり、2 台のAMS で実試料の年代測定を行い、さらにAMS の小型化に向けた試験装置1 台で技術開発を行っている。2 台の実試料測定用AMS では炭素-14、ベリリウム-10、アルミニウム-26、ヨウ素-129 の4 核種を測定している他、塩素測定のための技術開発やガスイオン源化の検討を行っている。小型化に向けた試験装置は、イオンチャネリングを利用したAMS の同質量分子の分別を実施するための装置であり、現在炭素-14 測定を目指して実証試験中である。発表ではそれぞれの研究開発状況を報告する。

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