講演情報
[18p-D63-10]【講演者欠席】界面対称性により誘起される強誘電性ネマティック液晶の分極状態
〇上藤 大和1,2、仲嶋 一真1,2、中瀬 蒔優1、塚本 脩仁1、菊池 裕嗣3、尾﨑 雅則1 (1.阪大院工、2.特別研究員 DC1、3.九大先導研)
キーワード：
液晶、強誘電性、分子配向
強誘電性と液晶性，高対称性を兼ね備えた強誘電ネマティック液晶の分子配向特性には，未解明な要素が数多く存在している．本研究では，分極状態に影響を及ぼす要因として界面での分子傾斜であるプレチルト及び配向膜の極性に着目した．ここで，プレチルトにより界面に存在する2つの安定状態に有意な差が生まれ一方のみが得られること，配向膜の極性を変化させた際，得られる安定状態がもう一方のものに変化することを見出した．
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