講演情報
[18p-P01-18]ガンマ・X線検出用Tl 添加Al(PO3)3–Mg(PO3)2–CsPO3ガラスシンチレータの開発
〇森田 千恵1、長谷川 洸1、中林 優輔1、渡邊 晶斗1、川本 弘樹1、藤本 裕1、浅井 圭介1 (1.東北大工)
キーワード:
シンチレータ、ガラス
X線・γ線検出用シンチレータには,大発光量及び高実効原子番号といった性能の具備が求められる.その主流材料である無機結晶の加工性と製造コストにおける難点を克服すべく無機ガラスの採用が検討されている.本研究では,既報ガラスのシンチレーション収率向上を企図し,Tl含有率の異なるAl(PO3)3–Mg(PO3)2–CsPO3ガラスを開発した.Tl+の6sp–6s2遷移に由来する発光の現出と既報値の約1.3倍の発光量を確認し,シンチレーション収率の向上に成功した.
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